介護職の未来は?転職しやすく未経験から正社員になりやすい理由

慢性的に人手不足が叫ばれている介護職。人手不足ゆえに、仕事の厳しさも余計に感じられますが、別の視点から見てみると将来性のある仕事なのです。介護職の現状と未来を予測しながら、メリットをご紹介しましょう。

どうして慢性的に人手不足なの?

日本はこの数年の間、超売り手市場とされてきました。つまり、多くの業界で働く人が不足しており、深刻な社会問題にもなっています。みなさんも、飲食店やコンビニなどで外国人労働者をよく見かけることでしょう。
人手不足のひとつの原因は、若い人材の不足です。一昔前であれば、飲食店やコンビニといったアルバイトは、日本の学生など若い人が行っていましたが、最近では若い人材自体が減り、労働力不足を外国人に求めている業界も多数あるのです。

介護業界でも人材不足は深刻で、介護が必要な人口は増えているのに、サービスを提供する人材が足りていないという現状なのです。
少子高齢化に歯止めがきかない中、65歳以上の高齢者の割合は27%を超えています。さらに、4人に1人が75歳以上という現在の割合は、2065年には「2.6人に1人が65歳以上、3.9人に1人が75歳以上になる」と予想されているのです。

これは、日本全体で見た割合ですから、地方に行けばもっと高齢者の割合は多くなります。介護が必要な人は増え、介護する人が少ないという現実は今後も社会全体で取り組んでいかなければならない問題でしょう。

実際、介護の現場はどのくらい人手不足?

2018年、経産省が発表したところによると、2035年には約79万人の介護人材が不足するそうです。これは、2015年の4万人不足とうものから20倍もの人材不足ということになります。
現実に、2017年の介護労働実態調査によると、約66%の介護施設で人手が不足しているというデータが残っています。

これは、介護の在り方そのものが変わってきたという事実が大きく関係しています。2000年4月から施行された「介護保険制度」は、被
介護者の自立支援や、家庭内の介護者の負担を軽減するために作られた制度です。
この制度の導入によって、今まで家庭で担っていた介護が民間サービスへ託されたという訳なのですね。
施行から20年が経った今、ニーズは多様化し、被介護者も増加しているというのに、介護サービスを行う人手が不足しています。

しかし、求人という視点から見れば、この人手不足はチャンスでもあります。介護職は将来性のある仕事といえる理由を、これからご紹介しましょう。

一年間、いつでも求人がある

介護職は空前の人手不足にあえいでいる現状もあり、ほぼ一年を通して求人があります。つまり、介護職であれば仕事に就けるチャンスが他業界より多くあるということ。

また、介護職と一口に言っても、その種類は多様です。一般的に介護の仕事というと、「ヘルパー」が思い浮かびますが、他にも介護福祉士、ケアマネージャー、介護事務、生活相談員、施設長などの管理職といった、いろんな職種があります。
それぞれに資格や認定が必要で、例えばヘルパーから介護福祉士になるには、3年以上の実務経験と国家試験の合格が必要です。
ただし、1度資格を取得すれば全国どこでも働くことができるというメリットがあります。

他業界では求人が少ない時期があり、就職活動のタイミングが重要になりますが、介護職ではほぼ一年中求人が出ているのが特徴です。自分が働きたい、転職したいと思った時期に、すぐに求人を見つけることができるのは、介護職の強みと言えるでしょう。

40代以上、未経験からの正社員登用も可能!

介護職の一番の魅力は、40代以上の未経験者でも正社員登用されるチャンスがあるということです。介護職は圧倒的に女性が多い職場ですが、それには理由があります。
それは、介護の仕事内容が食事や入浴などの身辺介助や、料理や洗濯、掃除といった家事全般であることが理由のひとつです。
女性が普段からしていることが仕事となっているため、すぐに仕事に入っていけるのですね。

結婚や出産を機に仕事を辞めてブランクがある人や、他業界・他業種からでも転職しやすく、40代以上で未経験であっても研修を受けて認定されればすぐに働くことができます。

ヘルパーをしながら実務3年以上になれば、「介護福祉士」の国家資格を取得し、ステップアップも可能。当然ながら、介護福祉士をとっておけば、待遇面や給与面でも有利になります。

多様な働き方ができる!

介護職というと、きつくてハードな仕事というイメージがあるかもしれません。しかし、介護の在り方が多様化している今、働き方も選ぶことができます。
介護施設にも様々な種類があるので、自分の生活スタイルに合った施設を選ぶことができるのです。
日中だけ働きたいという場合には、デイサービスのような施設がありますし、手当がつくので夜勤を多くしたいのであれば、老人ホームなど24時間体制の施設を選ぶという方法もあります。
居宅介護といった、被介護者のお宅を訪問してお世話をするといった働き方もできるため、多くの求人から働き方を選択できるのは大きなメリットです。

介護職はパートタイムで働ける職場もたくさんあるので、子育てしながら働く人も多くいます。働く時間や、子どもがお休みの土日は休みたいといった希望も通りやすく、自由度が高いといえるでしょう。
子どもが大きくなったらパートから正社員になる、資格をとってステップアップするなど、働きながら目標を持てるのも介護職ならでは。
生活の変化にも柔軟に対応できるのが介護職なのです。

リスクの少ない安定した職業

介護職は、都会や地方といった違いなく、日本のどこでも必要とされている仕事です。経験や資格があれば全国どこでも職に就けるし、急なリストラといったリスクも限りなく少ないと言えます。
もしも職場が倒産などの憂き目にあったとしても、前述したように、すぐに次の職場を見つけることができるでしょう。
採用されやすく、転職もしやすい、おまけにステップアップやキャリアアップが年齢性別に関係なくできる介護職は、とても安定した職業なのです。1度身につけたスキルや資格は、決して自分を裏切ることはありません。

介護職はやりがいの大きな仕事

「公益財団法人 介護労働安定センター」による現役介護職者へのアンケートでは、「なぜ介護職を選んだのか?」という質問に対して、52,2%の人が「働きがいのある仕事だと思ったから」と答えています。
実際に、介護とは人と接する仕事です。
人が困っていることに手を貸すことで、人の笑顔や感謝の言葉がもらえることは、多くの介護職者にとってやりがいになっています。

人との関わりですから、もちろん大変なことや苦労に感じることもあるでしょう。しかし、直接的に人の役に立てるという実感も感じることができるため、多くの介護職者がやりがいを感じているのですね。

いずれは自分もお世話になるかもしれない介護の仕事。社会問題の一翼を担うこともできる、充実したお仕事です。

まとめ

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